2020.11.24 , 理念研修
企業理念の研修に参加したら(私の実体験)
『ビジョナリーカンパニー2』という有名な本があります。 約20年前に書かれた本ですが、ときどき読み返すことがあります。 最近改めて、理念の重要性を感じたため、内容をまとめてみます。 急成長企業では理念採用と、その後の理念浸透教育に 時間を投資していることが多いです。 私は以前、株式会社ファインドスターに 勤めていましたが、週1回、 社長による理念研修がありました。 1回受講しただけでは、 「社長から直々に学べた!ためになった!」 で終わりなのですが、 継続して受講すると、私自身、 以下のような変化がありました。 ・仕事の判断基準が「行動指針」に沿ったものになった。 ・社員同士、お互いのことをたくさん話せる研修だったので、 自己開示が進み、職場のポジティブなコミュニケーションが増えた。 ・上司と判断基準が同じ前提なので、 任せてもらえる仕事の領域が広がり、仕事がとても楽しくなった。 ・何のためにこの目標をやっているのか、その先まで 意識が向いたことで、目標に対して執念深くなった。 (その結果、部署の目標を達成できたことも) ・自分の生きていく上での価値観も考えるようになり、 食事の場でお互いの価値観についての話をするようになり、 目上の人とのお酒が好きになった。 このように良いことばかりでした。 総じて、仕事そのものを豊かにしてくれたと感じています。 悪いことといえば、宴席で、ときどき熱が入りすぎてしまい、 周りがひいていたことです(笑) これらの経験から、 企業理念の重要性を感じてきました。 弊社の研修サービスの一つとしても、 理念研修をご提供しています。 理念そのものを学んでいただく、 基礎的な部分から始めるのですが、 サービスのゴールは「理念の浸透」です。 その研修を通して、 ・離職率 ・社員の生産性 ・メンタルヘルス など、いくつか事例が出てきました。 コロナ禍において、同じ空間にはいられず、 離れた場所で仕事することが当たり前になりました。 この状況下において、改めて、 ・組織の方向性を示すこと ・一人ひとりの生産性向上 ・社会のために果たすべき企業の役割 などと、向き合っていくことが 企業の未来を創ると確信しています。 そういった意味で、企業理念の重要性を 改めて最近考えています。 次回は、実際に起こった変化、 色々な企業での理念浸透事例を ご紹介したいと思います。
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