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株式会社デフィロン

2022.10.24 , PCM心理学研修, お客様の声, 研修実施報告

ベンチャー人事部が語る。研修受講後の変化

デフィロンの心理学研修を受講いただいた人事担当者様に
受講後の感想をいただきました。

ご本人に許可をいただいたので、ブログにてご紹介させていただきます!

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マーケティング支援のミドルベンチャー企業で、人事部のリーダーをしています。
従業員は150名ほどです。

人事として、採用した人の早期戦力化をミッションとして持っているので、
以前から口コミなどを見て興味があった、PCM心理学の研修に申し込みました。

弊社の状況として、
・1年足らずで退職してしまう新入社員が増加。
・「思うように部下が成長しない」と嘆く部長。
・成果に欲のない20代社員。
・ここ数年、鈍化している業績・・・。
などなど課題が山積みで、このままでは・・・という危機感がありました。

PCMについては、全く知識がなく、
研修では初めて触れる内容ばかりでした。

私が受講したのは「key to me」という、PCMの基礎を学ぶ研修。
事前に用意された質問に回答すると、
当日、席には私の名前が書かれたテキストと、
6色の棒グラフのようなものが書かれた紙が置いてありました。

「あなたは○○タイプ」というように、
自分の優位なパーソナリティが示される診断は、
経験したことがありましたが、
PCMでは6つのパーソナリティタイプがあり、
・全員が全て使えること。
・タイプ別の動機付け。
・ストレスが増えたときに出る言葉や行動。
このあたりが初めての視点で斬新でした。

テキストを読み進め、講師のデモンストレーションを見ていると、
自分に当てはまることが多くて驚きました(笑)

そして頭の中に思い浮かぶのは、
自社の代表や管理職をはじめとするメンバーたち・・・
なるほど、どうりでミスコミュニケーションが発生するわけです。



会社に戻った私は、早速面接で取り入れることから始めました。

現在ほとんどの新卒・中途の一次面接はWEBで行っていますが、
これまで以上に応募者の表情や仕草に注目しました。

WEB面接は、面接官にとっても、応募者にとっても、
「伝わりにくい・伝えにくい」というデメリットがよく言われますが、
注意して見てみると、WEBだからこそ注目できる表情もありました。

研修を受けた後は、表情、仕草、言葉が示しているパーソナリティと、
本人が本人の言葉で示すパーソナリティ、それぞれが見えてきます。

それは、どれだけ自分を俯瞰的に見ることができているか、
自分を理解しコントロールできるか、
そして、自己開示する力があるのかを判断する材料になりました。

「(社内の)△△さんと、相性が良さそうだな~」
と考えるのは、面接官あるあるでしょう。

感覚的だったそれが、ロジカルになっていくと、
代表や、配属先のマネージャーなど、第三者にも伝わりやすくなりました。

また、パーソナリティが見えると、どんな力に伸びしろがあるのかが見え、
本当に自社に合う人材なのか、お互いが幸せになることができるか、
見極める精度を高めていくことができます。

研修に参加し、採用したい人材を定義でき、判断基準が言語化されました。

「何ができるのか」を明確にして採用することも大切ですが、
「その縁がお互いにとって良い縁になるようにすること」も
人事の大切な仕事だと考えています。

その後、部長クラスの責任者へ概要を展開し、
選考工程にPCMを取り入れました。

加えて既存社員へのコミュニケーションにも取り入れ、
まずは違いを認識して理解することを進めています。

現在では、少しずつ、部長クラスが部下との面談で実践してくれていて、
マネジメントスキル向上に挑戦しています。

これからも中長期的な組織開発のために、
いろいろと試行錯誤していきます。

最後にはなりますが、
研修を受講させていただき、大変勉強になりました。
もっと早くに出会いたかった内容でした。ありがとうございました。

 

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